ワイシャツの洗濯方法!キレイに長持ちさせるための洗い方を紹介
ワイシャツをキレイに長持ちさせるにはどうやって洗濯すればいいの?

そんな疑問にお答えします。

 

ワイシャツをずっと着ているうちに襟や袖口が汚れたり黄ばんでしまったり、洗濯したら縮んでしまったという経験はありませんか?

 

疑問くん
クリーニングに出していればそんなことはなくなるんじゃないですか?

確かに、ワイシャツを着るたびにクリーニングに出せば、汚れや黄ばみが定着するのは防げますが、毎回クリーニング料金がかかってしまいますし、クリーニングで行われるプレスでワイシャツの生地がダメージを受けて、寿命が縮んでしまいます。

そのため、普段は家庭で洗濯をして、何回かに1回はクリーニングに出すというようにすると、ワイシャツを綺麗に長く使い続けることができます。

 

そこで今回は、ワイシャツを綺麗に長持ちさせるための洗い方を紹介します。

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洗濯表示を確認

洗濯をする前に、ワイシャツの洗濯表示を確認しましょう。

ほとんどのワイシャツは綿とポリエステルの素材なので、家庭で洗濯することができますが、素材によっては、家庭洗濯が不可の場合があります。

洗濯表示の見方は消費者庁のホームページに記載されているので、見方がわからない人はそちらも確認してみてください。

出典:消費者庁ホームページ(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html)

 

洗濯機を回す前に・・・

洗濯表示を確認して家庭でも洗濯できることを確認できたので、いざ洗濯機へ・・・といきたいところですが、洗濯機を回す前に次のような事前作業をしておくことで、ワイシャツの汚れが落ちやすくなったり、ダメージを抑えたりすることができます。

洗剤を混ぜたぬるま湯に浸ける
ボタンを留めて裏返して洗濯ネットに入れる
40〜50℃のお湯を入れる

少し手間がかかる作業ですが、このようなひと手間がワイシャツをキレイに長持ちさせるためのコツとなっています。

洗剤を混ぜたぬるま湯につけて下洗い

ぬるま湯に洗剤を溶かして2~3分浸けてから洗濯することで、汚れが落ちやすくなります。

 

また、家庭での洗濯は水洗いなので、汗などの水溶性の汚れは比較的落ちやすいですが、襟や袖口などの皮脂汚れは洗濯だけで落とすことは難しいです。

そのため、襟や袖口などの汚れが付きやすい部分は酵素入りの液体洗剤であらかじめ下洗いをしておきましょう。

ボタンは開けたまま裏返して洗濯ネットに入れる

ワイシャツのボタンは開けたまま状態で裏返して洗濯ネットに入れましょう。

ボタンを留めたまま洗濯すると、重なった部分の汚れを落としにくくなってしまいます。

 

また、洗濯ネットに入れることで、他の衣類との摩擦で生地が傷んだり、袖がからまってシワになってしまったりといったことを防止することができます。

ワイシャツ1枚の場合、洗濯ネットの最適な大きさは中サイズ(30×33cm)で、目の粗いものがおすすめです。

ワイシャツを1枚ずつ折りたたんで入れるようにしてください。

 

参考ワイシャツのたたみ方参考動画(YouTube)

 

洗濯機を回す

ワイシャツを洗濯機に入れる準備ができたので、いよいよ洗濯機に入れて回しましょう。

次のような洗い方をすることで、汚れが落ちやすく、シワになりにくくなります。

洗濯機に40〜50℃のお湯を入れる
洗濯機に入れる量は容量の7~8割で
ドライコースで洗う
脱水時間は短めに

洗濯機に40〜50℃のお湯を入れる

洗濯機を回すときは、洗濯機に繋がっている水道管から出てくる水で洗うのが一般的ですが、40~50℃のお湯を入れて洗濯することで、汚れが落ちやすくなります。

お湯を入れるときは、お風呂の浴槽にお湯を溜めて、バケツや洗面器などを使って洗濯機に入れるのが良いでしょう。

水道管が近ければ、ホースなどで直接お湯を入れてしまうのが一番楽かもしれませんね。

 

ただし、お湯の温度が高すぎると、柄物のワイシャツなどは色落ちしやすくなるので適切な温度のお湯を使いましょう。

 

洗濯機に入れる量は容量の7~8割

洗濯機に入れる量は、洗濯機の容量の7~8割が目安です。

それ以上入れてしまうと、ワイシャツがシワになりやすく、汚れも落ちにくくなってしまいます。

 

ドライコースで脱水時間は短めに

洗濯機には「標準コース」や「お急ぎコース」、「ドライコース」などの様々な洗い方が用意されています。

ワイシャツを洗濯する際は、水流が弱く、脱水の下限も弱くなる「ドライコース」で洗うのがおすすめです。

また、洗濯機の脱水は遠心力を使って行われるため、なるべく時間を短く(30秒くらい)に設定し、ワイシャツにかかる負荷が少なくなるようにしましょう。

ハンガー干し

洗濯機が回し終わったら、そのまま放置せずに、すぐに取り出してハンガー干しをしましょう。

すぐに干すことで、洗濯物の水分の重みで、ある程度のシワを伸ばすことができます。

また、干すときはある縫い目に合わせて出来る限りシワを伸ばすようにしましょう。

干すときは陰干しがおすすめ

ワイシャツを干すときは陰干しがおすすめです。

部屋の中で干すと生乾き臭くなりやすく、日に当てて干すと紫外線によってダメージを受けてしまうためです。

特に綿などの天然繊維は紫外線によるダメージを受けやすい素材なので、洗濯表示に陰干しのマークがついている場合がほとんどです。

 

自宅のお風呂に浴室乾燥機がある場合は、陰干しにうってつけです。

浴室乾燥機がない場合は室内干しがおすすめですが、生乾き臭くならないように風通しが良い部屋で干すようにしましょう。

 

アイロン掛け

洗濯物を干し終わって取り込んだら、最後にアイロンがけをしましょう。

アイロン掛けには特に特別な方法はありませんが、襟・肩・袖口といった部分にシワが残らないようにしていきましょう。

参考ワイシャツのアイロンのかけ方論参考動画(YouTube)

 

まとめ

ワイシャツをキレイに長く保つための洗濯方法を紹介しました。

今回紹介した洗い方をすることで、ワイシャツへのダメージを少なく、キレイに洗濯することができますが、やはり家庭の洗濯には限界があるので、何回かに1回はクリーニングに出すことをおすすめします。

ワイシャツは毎日着るものなので、必然的にクリーニングの回数も多くなってくるため、自宅に居ながらクリーニングに出すことができる宅配クリーニングサービスがおすすめです。

 

家庭での洗濯とクリーニングの活用を上手に行って、お気に入りのワイシャツをキレイに長く使い続けられるようにしましょう。

 

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